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■今回、訪問させて頂いたのは
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訪問先 |
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Mon Plaisir さん |
講師 |
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おばま由紀 さん |
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詳細は>> |
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JR国立駅からバスで約10分、緑豊かで閑静な住宅街の中にMon Plaisir(モンプレジール)さんはあります。今回は、すてきな奥様方のクラスで体験することになりました。平日のお昼ということもあってか、時間がとてもゆっくりと流れているようでした。 |
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おばま先生が料理の道に進まれたきっかけは、学生時代のヨーロッパ研修旅行でした。訪れたパリの三ツ星レストランで、初めて本場のフランス料理と出会いそのすばらしさに大感激。もともと料理がお好きだった先生は、ご自分でも作りたいと思うようになったのだそうです。当時、女性の海外留学は今ほど多くありませんでしたが、さっそくフランス語の勉強を始め、大学卒業後フランスへ渡りコルドンブルー料理学校に入学。一ツ星・二ツ星(現在は三ツ星)レストランで研修を積まれました。帰国後は大学の研究室や高校の調理科で教鞭をとったのち、ご自宅で西洋料理教室を主宰され現在にいたっています。 |
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教室に通う生徒の皆さんの中に入りました。まずレシピに基づいて説明があります。中には手間や時間がかかるものもあります。でも先生が事前に下準備をしておいてくださるので安心。4品の料理(オードブル、魚、肉、デザート)をパートに分かれて担当します。いざ調理開始。 |
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今月は「オードブル3種」「茄子のタップナード和え 甘エビとアボガドを添えて赤ピーマンのソースとともに」「パールポークのコンフィ
かぼちゃのサブジを添えて」「ライチのゼリー トロピカルムース」の4品。私の担当はメイン料理の「パールポークのコンフィ」(!)とはいえポークはすでに先生が80℃の油で5時間煮込むという丹念な仕込みをしてくださっているので、ご一緒した奥様とサブジ作りに挑戦です。サブジはインド料理で、香辛料を効かせた野菜の蒸し煮です。西洋料理ではありませんが、別のクラスの生徒さんの強い推薦があり、夏向きということもあってメニューに加えたそうです。そんなフレキシブルなところが、モン・プレジールさんの親しみやすい雰囲気を象徴しているのですね。 |
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私自身は厨房で仕事をした経験がありますが、それでもいろいろな調理の技術やコツがあって勉強になりました。かぼちゃは一口大よりちょっと大きめに切って面取りをしたあと、たくさんの香辛料を加えた油の中で蒸し煮に。10分もたつと、キッチンの中にそれはそれはいい匂いが立ち込めます。 |
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そして待ちに待った試食、本当においしく楽しい。テーブルを囲んでの歓談に、月替わりのワインがついついすすみます。先生はその間、会話に交じりながらも最後の仕上げに忙しく立ち回っていらっしゃいます。平和な時間が流れている、そんな表現がぴったり。今日私は初めて教室に参加させていただきましたが、奥様方も皆さん最初はとても緊張されたそうです。だからこそ1日体験の参加者にも優しく接してくださるのでしょう。 |
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おばま先生は、料理の魅力を“おいしい”の一言に尽きる、とおっしゃいます。「おいしいものは人をよろこばせます。おいしいものをいただくときに怒る人はいませんよね。“おいしい”とよろこんでもらえることが料理を作るよろこび。教室の名前であるMon
Plaisirはフランス語で「私の歓び」という意味です。教室を開いているのは、皆さんに楽しい時間と空間を提供したいから。同時に私も料理を通じて多くの世代の生徒の皆さんとお話しできて幸せです。千葉県や栃木県など遠くからも通っていただいています。期待されている分プレッシャーもあるのですが(笑)。」 |
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突然の雷が鳴ってあいにくの激しい夕立。洗濯物を干したまま出てこられた奥様もいらして、この日は皆さんいつもより早目にお帰りになりました。そのあと先生とお話しすることができましたが、教えられることが多く、おいしい料理だけでなく元気になるいいパワーもいただくことができました。本当にありがとうございました。 |
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